金融労連基本理念
- わたしたちは、憲法で保障された労働基本権(団結権・団体交渉権・団体行動権)を行使し、人間らしく生き働くために賃金・労働時間・職場環境など労働条件の改善および働く者の経済的社会的地位の向上をめざします。幅広い労働者と連帯し、国民の命と暮らしを守る活動をすすめます。そして、それらを保障していく組織づくりを車の両輪にして運動をすすめます。
- わたしたちは、金融機関に働く労働者として、金融の果たすべき社会的公共的役割を国民の立場に立って追求し、日本経済の民主的発展をめざします。
また、地域金融機関に働く労働者として、「地域からお預かりした資金は地域に環流させること」を原則とする地域金融機関の社会的役割と使命を追及し、地域経済・中小零細企業の発展のために運動をすすめます。
- わたしたちは、労働組合運動の教訓である「資本からの独立・政党からの独立・一致する要求にもどづく共同行動」を基礎に、「みんなで決めたことをみんなで行動する」ということを組織の全体のかなめとし、諸機関の運営をすすめます。
- わたしたちは、「組合分裂・脱退」攻撃や不当弾圧、不当解雇、不当配転、思想信条・組合間・男女間の不当な差別扱いなど、金融労働組合運動に対する資本からの攻撃を許さないために、過去の運動に学び、「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」を基本にした労働組合運動を実践します。
- わたしたちは、全国の金融機関とその関連企業に働く労働者の要求を実現するために、金融労働者の大同団結をめざして奮闘します。
- わたしたちは、平和であることが私たちの生命の原点という立場から、戦争を再び引き起こさせないため、憲法第9条をはじめとする憲法の平和的民主的条項を守る運動に積極的に参加します。
- わたしたちは、経済のグローバル化がすすむなか、世界の労働者は一つという熱い思いで、アジアをはじめ世界の労働者との連帯を強めます。